コンサル先の現地調査で名古屋に出張

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昨日はコンサル先の現地調査で名古屋に出張した。以前名古屋には転勤で3年ほど住んでいた。一寸空けていたので名古屋も随分変わっていた。駅前にトヨタの本社社屋が外観上はほぼ完成していた。名古屋駅前も駅ビルに次いでどんどん変わっていく予感がした。

名古屋空港「セントレア」には未だ行っていないが、東京からは「のぞみ」なら100分程で行けるので中々航空機利用のチャンスはない。

JR東海「名古屋駅ビル」逆光で一寸暗い。駅前のさくらはオマケ

完成間近のトヨタ本社ビル(ここから世界に向けてコマンドが発せられる日も近い)

コンサル先では営業の現状をつぶさに聴いた。所長を含めて3人で営業活動をしている。納入した機械の保守まで何でも行っており、大企業の専門化された体制と違い一人ひとりの守備範囲が広く大変だ。ここでは新人も2年で一人前に育っている。2年生は「昨年の1年間であらゆる障害が起こり全部手がけたのでもう障害対応は大丈夫だ」と自信の程を覗かせた。大企業中心で来た私の想像を超えた逞しさだ。コンサルタントが返って教えられてしまった「逆転劇」だ。

優秀で個性的な所長の個人的な力量に支えられて実績を挙げている。自分のやり方に自信を持って実績を挙げている営業マネージャーを全社的に標準化した仕組みに如何にして軟着陸させるかが私の仕事だ。

これまでにも2つの営業所で話を聴いてきている。その中から営業マネージメントの「ベストプラクティス」を抽出して全社標準とする予定だ。実績の上がっている店ばかり見てきたがそれぞれに優秀で自分流の管理がなされている。置かれた環境での最適化がなされている。全社標準化とは相容れない要素が多い。「全社的マネージメント標準化」の定着プログラムは決して甘くない仕事だ。心してかかる。