マタマタご近所で家解体

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セブ島へ行ったりして2週間横浜の家を留守にしていた。今日帰ってみたら隣の又隣の家の前に廃材を積んだトラックが停車していた。「如何したの?」と聴いてみたら居たのは廃棄業者でこれから解体した廃材をリサイクル業者へ持ってゆくとのことであった。リサイクル業者はこれらの廃材をチップにしてその後で金属類を取り除き紙などに再生するそうだ。廃棄したり燃やしたりは出来ないそうだ。

私自身は余りお付き合いは無かったが妻や子供たちは集団登校などで一緒に小学校へ通っていたお友達の一家だった。一寸洒落た家で門の脇の鉢植えや表札などにも細かい工夫を凝らしていた。壊した後へ行ってみると風呂オケからボイラーまで全部一緒くたにごたごたになっており「コリャなんじゃ」の様子だった。妙に生活実感があり物悲しい。

「諸行無常」というよりは「諸般無秩序」みたいな感じでなんとなく癪に障った。「生活の場をこんなにしてしまうかよ?」みたいな、どう解釈したら良いのか分からない苛立ちだ。

我が家もやがてはこんな運命なのだと思わずにはいられなかった。いやなものを見た感じだ。前にも近所の知り合いの家が解体され、どうなるのかなと心配していたら3階建てのコンクリートの家に生まれ変わっていた。今度の家は1月から住んでいなかったそうなのでどうなるのか心配だ。