銅像の再配置について(いわばリストラ)

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世界中の都市で偉かった人の銅像が沢山立っている。イラクのフセインみたいに戦争に敗れたりすると引き倒される危険がある。日本も戦争に負けたがアメリカが寛大だったのか大半の銅像がそのままに居座って(立って)いる。 直ぐ近くなのでいつも散歩の際などに気になるのが選挙干渉で悪名高き品川弥次郎が九段の靖国神社の脇の一等地に立ち尽くしていることだ。この国には悪事がばれてもしつこく辞めない政治家や賞味期限も能力も限界を露呈しているのに居座っている厚顔無恥な輩が五万といるので明治時代から居座っている政治屋がいても可笑しくはない。

北の丸吉田茂像   九段の品川弥次郎像

  

しかし戦後の日本を率いてこれだけの大国へと発展する基礎を築いた吉田茂の銅像が北の丸公園の誰も知らない所に建てられているのは何とも合点がいかないことだ。品川子爵と吉田さんを入れ替えたほうが良いのではと考えている。こういうことは誰も言い出せない。そこで先に席を取った者が居座ることになる。永久に。