スティーブン・スピルバーグの映画「ミュンヘン」を観た

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今日は徹夜で資料を作り、昼の打ち合わせが終わったので午後遅く映画を見た。映画「ミュンヘン」公式サイト

1972年のミュンヘンオリンピックでパレスチナゲリラ「黒い9月」にユダヤ人のアスリート11人が殺された。国際社会の不誠実な対応を怒ったイスラエル政府はモサドとは別に、5人の特別班を編成して首謀者11人を抹殺することになった。

そのチームリーダーに選ばれたのがアヴナーだ。7人までの殺人は見事にやってのける。しかし殺人を繰り返せば人間そのままではいられない。良心の問題や返り討ちの危険その他に晒される。正義への確信も揺らいで来る。家族の危険も無視できない。自分自身も狙われ、仲間も3人が殺された。人を殺す時には勇敢だった人間も自分や家族が狙われると意外に脆い。

最後まで国家権力による情報ソースの開示に抵抗したのは立派だ。この先どんな運命が待ち構えているのかは分からないが。