オープンエアオフィス第2弾「ヨットハーバー」

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今日は天気が良いので「オープンエアオフィス」をすることになった。昨年からお馴染みの「夢の島ヨットハーバー」へ来た。億円クラスのクルーザーが並んでいる。船は洋の東西を問わず「経済的な成功の証」だ。JASIPA会員でも秘かに目標にしている人もいるだろう。頑張って貰うためにもしっかり写真を載せた。もっと「夢の島」写真

 いつもは九段から日比谷へ出て晴海通経由湾岸道で「夢の島」へ来ていたが結構混むので今回は永代通り経由にした。しかし道路工事で結構混んでいた。1時間弱かかった。晴海通り経由でも45分位なので今日は負けだ。

海岸は未だ一寸寒かった。めげずに明日のJASIPA理事会の資料作りに励んだ。100台位収容の駐車場もあり、海辺にはバーベキューセットのテーブルと椅子がある。ここが私のオープンエアオフィスのデスクに早代わりする。

 サイト内にはアメリカの水爆実験の放射能汚染で被害を受けた「第5福竜丸」の船体も保存されている。忘れっぽい日本人には貴重な歴史の証言者だ。植物園もあり半日は楽しめる。クラブハウスで昼食を食べた。腹が減っていたので慌てて食べてしまい写真を撮るのを忘れた。しかし海鳥はシッカリ写した。

帰りは「カーナビお任せ」でコースを取った。清澄通を通って帰ってきたがやはり1時間ほどかかった。東京の交通システムは酷い。特に下町はなっていない。しかもマナーも悪い。こんなことでは先進国とは到底いえない。

日本の交通システムには何とか流そうとしている形跡がない。止めることにばかりに熱心だ。交通の生産性や効率・効果についての基本理念が欠けている。交通システムを任された警察には元々効率の思想がない。そもそも任せたのが間違いだ。年間では数兆円のガソリンが信号待ちなどで無駄に消費されているそうだ。「石油100%輸入の国」とは思えない。

 ハワイやオーストラリアで運転すると彼我の交通システムの違いが良くわかる。ハワイでは無料高速の「ハイウェイ1」が終わってもダイヤモンドヘッドへ向かっていれば、信号はどこまでも「青」だ。しばらく走るまで高速が終わっていることにさえ気が付かなかったくらいだ。

 オーストラリアでもケアンズからポートダグラスまでレンタカーで走ったがワインディングロードでも制限速度は60kmだった。外側が立ち上がってバンクになっていた。日本なら多分30kmの制限速度になるところだ。

 日本には車のハードを作るノウハウはあるが、車を有効に活用してゆく初歩的なソフトウェアノウハウ(交通システム構築・信号制御ノウハウ)がない。高速道路なるハードウェアをやたら作りたがるのもソフトに弱いからかも知れない。