私の散歩コースの一つに「東京市外濠公園」(なぜか入口にこう刻まれている)がある。この公園に飛んでくる鳥の種類や植物のことなどを書いた銅版の看板がある。この看板が非常に汚れておりかねて気になっていた。「メチャ落ち」を使えばたいていの汚れは落ちることを知っていたので三浦屋の袋にタオルと水と「メチャ落ち」を詰め込んで勇躍でかけた。銅版画を損なってもいけないと思い、試しにタオルで水拭きをしてみた。
頑固な汚れかと思ったらなんの何の水拭きでほとんど綺麗になったしまった。仕上げに、残ったしつこい汚れを「メチャ落ち」で拭いた。新品同様になった。
清掃前と清掃後(写真に自分の影が映ってしまった。実物はもっと綺麗になった。)一度見て欲しい。飯田橋と市谷の間の法政大学の横の土手の道だ。
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公共構築物全てにいえることだが日本では「メンテナンス」の考えが無い。中には早く壊れることを期待してペンキを塗らないのでは?と疑問に思ってしまうような橋とかフェンスとかを沢山見かける。わざと無駄をして土建屋が儲ける時代はとっくに終わったはずだ。成熟社会のあり方が未だ何も出来ていない。