第2回千代田産業クラスター研究会

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今日の夕方はダブルヘッダーでNSAの賀詞交換会を途中で辞して「千代田産業クラスター研究会」へこれも途中から参加した。まちみらい千代田

第1部「今、地域で流行の産業クラスター」経済産業省産業クラスター計画推進官中石氏

中石氏からは地域特性を生かしながらITも取り込んで活性化を図り、産業クラスターの形成・発展を図っている全国各地の産業クラスターのお話があった。今後の日本の草の根レベルでの競争力強化に大いに貢献することが期待できる。普段、地方のクラスターでは如何にして東京に勝つかの話が多く、こうして東京の人達と「千代田の産業クラスターを如何するかと話し合っていると一寸変な感じなのだ」そうだ。

第2部千代田の繊維卸業の現状と課題 ㈱リ・プリゼント 代表取締役 栗下氏

栗下氏からは繊維卸業の集積はもはや霧消してしまい暗い話だけになってしまっているので、と言うことで自分が経営している会社のお話があった。やはり成功している会社のキーワードはインターネットにあるようだ。バンダナ、タオル、手拭、Tシャツ、リストバンドなどのオリジナル製品をネットで販売している。

オリジナル性と品質で少々高くても買ってくれるそうだ。相手は個人も会社もある。B to CだけでなくB to Bも多くありロットさえ揃えば良いのだ。栗下氏は3代目だが大学を出て直ぐに今治の日本一のタオルメーカへ勤められた。ここで製造業のノウハウを確りと身につけた。卸が中抜きされる中で上流(ここでは製造)も掴んでバーチャル企業を巧く作ったことが成功の要因だ。私の推測だが。

第3部 両講師事務局を囲んでの懇親会 プラットフォームスクエアCAFE

8人ほどの集まりであったが多いに盛り上がった。産業クラスターは先ず最初にハイタッチがないといけないことに皆が気が付いた。これも勝手な思い込みかも。