先週、弊社開発システムの定例会のため、2名のユーザ企業ご担当者様がいらっしゃいましたユーザ企業様を自社に迎えることは初めてのことで、喜びつつ、やや緊張しつつお迎えしました
事前に社内で、担当PM・SE・営業社員達とユーザ企業様ご要望を十分精査し(出来ること、出来ないことを)、打ち合わせに望みました
「これで社内の意識は統一できた」、「後はユーザ企業様にご確認をいただくだけ」と安心し、私は打ち合わせに参加せず、次週のJASIPA沖縄5大学新卒者向け合同企業説明会(長い)の説明資料作りをしていました
しばらくすると営業社員が真っ赤な顔をして会議室から出てきて、「ダメだ!資料を説明しているだけだ」と私に言いいました
どうも他の弊社参加者が、ユーザ企業様に「出来ないこと」明確にお知らせをしなかったようでした
この営業社員が言いました「開発には予算があるので、“予算内で出来ないこと”をはっきり伝えることも、ユーザのためになるんだ。そうしないとユーザは“やってくれるもんだ”と思ってしまい、後で大事になる」
私は内心拍手をしながら「営業が同席していてよかったね」とだけ(ほめたつもりでした)
少しして、私は先日、MIJSというコンソーシアムのカンファレンスで、元ソフトブレーンの宋文州さんが言っておられたことを思い出しました
“議論をすること“の重要性です
また、「日本人は議論が下手。他の国の人はもっと議論が上手い」と言う指摘をです(議論は、“怒ってはダメ、冷静に”とも言っておられました)
私も下手で、苦手です
しかし、必要な場面に直面し、はじめて「議論」の必要性がわかりました
宋文州さんは、ものすごく良いことを言っておられました“議論は、訓練でうまくなる”と
少し「議論の訓練」をしてみよう
でも「議論の仕方を教えるって」できるんだろうか?
この方が重要だ
深谷
議論の訓練では初歩的な「ディベート」とかしてみたらどうでしょう?多少馬鹿馬鹿しいけど照れずにやることですね。訓練ですから繰り返し実施してくしかないでしょうね。