月刊コンピューターテレフォニー掲載
2012年8月号の月刊コンピューターテレフォニーに、弊社の通信販売業者向けの新ソリューションが記事として取り上げられた。
これは、弊社の新しいソリューションである。弊社が精通しているCTIアプリケーション「CallNavi」の通販向けパッケージに、バックヤードで出荷処理や在庫管理、売上管理、入金管理などができる「DirectNavi」およびソリューションにするための新規機能を付け加えて新しいソリューションとしての取り込みであり、ちょうどそこへ取材された。
製品志向から市場志向へ
今まではコールセンター向けというと、その業務の中の業種は幅広かった。サポートセンターもあれば予約センター、不動産管理/販売、通販事業・・・・しかし、今回は通信販売業者向けへのソリューションである。
今までの個々のプロダクトをソリューションとして提供する製品志向から市場志向への1つのシフト企画である。
このマーケットでの実績はあるものの心新たにマーケットチャレンジャーとして勝負してきたいと思っている。
顧客のニーズ、満足度はどこにあるか?
今回のソリューションは、このようなものである。
図を見てわかるように、今までは受注受付&問いあ合わせ対応の「CallNavi」、出荷から在庫管理、入金管理、売上管理・・・の「DirectNavi」を単体で販売していた。
しかし、顧客がどれだけ満足がいくか? この手の単体商品は各々多々ある。
今回は、お客様の業務フロー全体を見渡し、通販事業のあり得ることを一通り考えてみた。すると盲点がいろいろ見えてくる。今回はその一部ではあるが、実は沢山ある。今後のソリューションに付け加えていく予定でいる。
まずは、ECサイトとの連携、ECサイトから受注したデータは、管理画面から手動でダウンロードしたり、メールで受け取って販売管理ソフトへ手入力でデータを連携させたりする。当然人間をかえすわけだからミスも発生する。
今回、ここも自動化した! 楽天やyahooのECサイトなど、受注データ、顧客データ、在庫データなど自動連携してしまう。自社サイトは、「豊作くん」のカートを使用して連携したりできる。
配送業者へは、ヤマト運輸さんなら「B2」、佐川急便さんだったら「e飛伝」、日本郵政さんだったら「ゆうパックプリント」などと連携する。
その他もいくつも必要な機能はある。
このような機能、基本機能なのか、オプション機能なのか、カスタマイズなのか、ここで価格に大きな差が出てしまう。
製品志向でいるなら、カスタマイズになるであろう。顧客に対しても親切心が薄れるかもしれない。
市場志向であれば必須機能ということになるであろう。
お客様がどちらを必要としているか?
これが売れる商品と売れない商品の差のポイントである。
ここ最近、商品を持つIT企業が増えてきている。数多く同様の商品が存在していく、どう勝ち抜くか。顧客満足度のあり方を慎重に考えないと商品は売れない。厳しい戦場となっていくだろう。
この勝負は面白い、強気で勝負にでたいと思う。
Roger Makuch
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