SIP機器の『CallNavi』との動作検証、時代は流れている!

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またSIPサーバーの動作検証?

今月に入って2機めだろうか。 また、社内に新しくアライアンス型のSIPサーバが届き、『CallNavi』との動作検証をしている。

また、来週か再来週には別のSIPサーバが届き動作検証を行うらしい。

ここ最近、この手のアライアンス型(ワンボックス型)SIPサーバがどんどん増えていく。

先日、ある大手のビジネスフォンを販売している企業さんの話を聞いたところ、

「もう昔からのビジネスフォン(主装置)をお客さんに提案しても喜ばないんだよ。これからは、IP-PBX(SIPサーバのもの)でないとね・・・」と言う。

時代は変わってきたなぁ、やっと我々のSIP時代の到来・・・

なんでSIPサーバーなの?

「なんでSIPサーバーなの?」この言葉もSIPサーバが出始めたころから良く質問される。

その時代時代での回答があった。 でも今はまた違う。

オフィスの電話が、主装置からSIPサーバーへ変わる時代、これはスマートフォンの普及にもあると思う。

これからは、机の上のビジネスフォンでは無く、社内でもスマートフォンが社内の内線電話として使われる時代だ。

スマートフォンにSIPのソフトフォンを入れ、内線電話として使う。

もちろん内線から外線にも繋がる。それは携帯電話網を使わず、WiFiでパケットで内線からで外線へ出ていく。 

別に電話代が高くなる訳ではない、固定電話からの発信となる。すなわち社内の場合はあくまでも会社の電話代が掛る。別に会社にとって今より電話代が増える訳でもはない。

実はこの発想、もっと便利!

そのままスマートフォンを外へ持ち出し、携帯電話のインターネットを使うと外でも内線電話として機能してしまう。今や携帯のインターネットも「LTE」や「WiMax」で高速になってきている。

恐ろしいことに、海外に行ってもWiFiがつながれば内線電話として使える。(あくまでも技術的なこと)

もっとメリットはある。震災で携帯電話網が不通の時、インターネットに繋がれば、電話がかけられてしまう。

実は実際に昨年の「3.11の東北の大震災」で実証済である。

東京でのことであるが、あの3月11日、震災の直後から東京でも携帯電話は殆ど繋がらない状態に陥った。

私は、そのころ外出しており、会社にすぐに電話を入れようとした。しかし、既に完全に携帯網からは繋がらない状態だった。

私は次の瞬間、インターネットから会社のSIPサーバに繋いだ。その時点で私の携帯電話は、社内の内線「401」になる。総務に電話を入れるのも総務の内線番号「201」を押すだけで簡単に繋がる。

更には、その状態からどこの会社にも電話(固定電話)できる状態だった。

http://jasipa.jp/blog-entry/6118

こんなに『SIP』にはメリットがある。

だから、オフィスの電話は『SIP』に代わってしまうはずである。

この1年先、2年先、SIPサーバーが広まるに決まっている。

もっともっとメリットはある・・・