心身障害者医療センターでのイベント!

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心身障害児医療センター

先週末、ライオンズクラブのボランティア活動で、心身障害児医療センター「むらさき愛育園」へ行ってきた。ここは、重度の心身障害者が入院する施設である。

東京豊島ライオンズクラブでは、ここで良く奉仕活動する。この園内の草むしりをしたり、桜の木を植えたり、イベントのお手伝いをしたりしている。

桜の木、単なる桜の木かもしれない、しかし、ここで入院する患者は、生涯立てない寝たきりの人もいる。そんな人が、毎年春になってその桜の花が咲くのを楽しみだと言う。ベッドで寝ながら、桜の木が見える。そこに花が咲く、本当に楽しみだそうだ。

本当に人に喜ばれることをすること、逆に「喜んでくれてありがとう。」と思い切り言いたくなる。

お互いの思いやり、これが人間のコミュニケーションなんだなぁとつくづく感じる。

「オータムフェスティバル」

今回はこの施設で毎年秋に開催している「オータムフェスティバル」というイベントのお手伝いをした。

昨年は震災の影響で、できなかったので2年ぶりの開催になる。その分患者たちの期待は大きかった。このイベントは、模擬店があったり、いろいろなショーをやったり、学校で言う文化祭のようなものである。

患者たちも、この日だけは限られた約2時間だけ、外(中庭)に出られる。患者とその家族、総勢約600名がこのイベントに集まった。

開会式の感動、開会式で障害児の子供たちが、大声で合唱してくれた。重度の障害者の子たちなので、手も足も言葉も普通には使えない、でもそんな子供たちが一生懸命大声で、合唱している。

本当に一生懸命で精いっぱい楽しんでいる。思い切り笑顔で歌っている。本当に楽しんだろうと思う。

今回は、私が担当したのは、焼きそば売り、もくもくと焼きそばを作り販売した。約2時間、250食の焼きそばを売りつくした。

障害者たちが、車椅子や車ベッドなどで、並んで買いに来てくれる。焼きそば1つ200円、その100円玉を一生懸命数える姿に感動してしまう。

中には、「美味しかった。もうひとつください。」と来る人もいる。買ってからすぐに食べられず、冷えてしまってもう一度来て温かいのが欲しいという障害者も・・・

でも、みんな思い切り楽しそうだ、笑顔もいっぱいだ。驚いたことにその家族の人達がまたみんな笑顔でいる。

こんな楽しい世界があるんだなぁ。なんか我々社会人が仕事で疲れて、笑顔を忘れてつらそうな顔していることがバカバカしくなってくる。

こんなに一生懸命生きることができる。 人それぞれ環境は違う。与えられた環境の中で精いっぱい楽しく生きること、重要だなぁと思った。

と同時に、障害者の人達は、その心身障害という環境のなかで生きなくてはならない。 でも、我々自分は、環境を選ぶことができる。

贅沢なことなんだぁと思う。そんな中で我々は楽しく精いっぱい生きているだろうか? 楽な環境の選択では無く、自分からもっと厳しい環境を選び、思い切り笑顔で精いっぱい生きてみたいと思った。

毎年、何度かこの施設にボランティア活動をするが、毎回、自分の人生を反省させられる。ボランティアをしているのではなくボランティアをしてもらっているようだ。お互いに助け合う、それが人間社会なんだと思う。