見え出してきたような各種の次のビジネス!

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ここ最近の要望

相変わらず、毎週のように出張をしている。 今は、震災の影響もあり、西日本の出張が多いのだが、今後、復興が落ち着けば、東日本でもビジネスが活性化され出張も増えるような気がしている。

出張していると、ここ最近お客様の要望に異変を感じる。

それは、何かというとここ1年、2年は、要望が明確でなかった。「クラウドみたいな・・・」だったり、「新しい形で・・・」など、漠然とした要望が多かった。

しかし、ここ2~3カ月だろうか、お客様の要望が明確である。

「この部分をクラウドで提案して欲しい・・・」や「この部分は、クラウドだとデメリットが生じるから、クラウドでない提案を・・・」など、

また、「遠隔で行いたい・・・」や「スマートフォンで・・・」など、更には、「3Gで・・・」、「ソフトバンクの3Gは・・・」「ドコモの3Gは・・」「Xi(クロッシィ)のLTEサービスを使いたいが、実用化は・・・」など、かなり深い内容の要望が多い。

なかなか不景気で、予算繰りが出来なかった結果だと思うが、そのお陰で、練りに練った要望が多い。

まぁ、半年前は、「クラウドで何するの?・・・」、「スマートフォンをどうビジネスで使うの?・・・」なんて疑問が、明確になってしまったのである。

非常にわくわくする時代の到来である気がする。

しかし、日頃から調査し、次世代の戦略がないIT企業だと、この先真っ暗、厳しい気がする。

営業成績に表れる

とは言いつつ、弊社も危機感を感じないといけないのが現状である。

この要望の異変は、営業成績に確実に現れていることがわかる。

弊社の営業担当の場合、受注できる営業、できない営業が明確であるからだ。

お客様の「漠然とした要望」に対し、どう提案するか?

日頃から、情報収集し、IT業界の動向を考えている営業は、提案し、成果がでる。しかし、考えていない営業担当、目の前の受注ばかりで先行きの動向を意識しない営業担当では、「漠然とした要望」に対し、提案もできない。提案しても受注できない。

これが現実の結果として現れることが解る。おそらく同じことを感じている経営者の方も多いと思う。

更には、この1~2年間、お客様も「クラウド」も「スマフォ」も「3G」も勉強している。今後の使い方までを思い描いている。

こんな状態に、営業担当がお客様よりも情報が劣っていたら最悪な状態である。

IT業界の動向? 難しいと思うが、明確に戦略が無いとITのビジネスはできない。

これから先、またIT企業の淘汰が進むような気がする。

情報収集の活動

では、情報収集の活動はどうしたら良いか?

もちろん、展示会やセミナーは、一般的である。 実機を購入し、いじるのも必要である。

次世代が見える、動向が見える展示会を選ぶべきである。

例えば、私的には、台湾のComuptexは興味深いものが沢山あった。その翌週の東京のInteropは物足りなかった。

やはり、海外の進んでいる展示会がいいと思う。

先日ブログした『ITEXPO West 2011』などは、最高にいいと思う。 アメリカのテキサス州、オースチンでの開催だが・・・

http://jasipa.jp/blog-entry/6486

是非、皆さんで行き、ディスカッションしながら見たいと思う。

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