なぜ台湾がこんなに進んでいるのか?

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台湾の国策

現在の台湾のIT業界は、世界が認めるほど進化している。今回の「COMPUTEX TAIPEI」で、ヨーロッパのドイツで開催される最大級のコンピュータショー「CeBIT」とのコラボレーションを実現したほどである。

では、なぜそんなに台湾が進化しているのか?

それは、台湾の国策が成功していることにあると思う。 台湾は、先端技術で1番を狙っていたわけではない。「二番煎じ」の戦略で技術を高めてきた。

国内に、研究機関設け、そこでエンジニアを研究させた。 IBMとの契約をして、IBM-PCの技術などを習得させた。 アメリカのシリコンバレーにもエンジニアを送り、技術習得をさせた。 

その後、そういうエンジニアを民間で起業させ、IT企業を活性化してきたらしい。

その結果、DOS/VなどPC関係の製造技術は高く、いろいろと新しいものの開発などが進み、今に至っているらしい。目的が明確であり、研究成果がでないエンジニアは、辞めるしかなかったほどだという。

簡単に、まとめてしまったが、その奥には、深い話しが沢山ある。

以前、私は、アジアの国々では、コピー商品が多いことを、技術力が無く真似しかできないなどと安易に思っていた部分もあったが、台湾に何度が来ることで、そこにはしっかりとした国の戦力があることを知っていった。

新竹のソフトパーク(工業開発研究所)!

昨日、台湾の北西部に位置する新竹のソフトパークを訪問した。

ここでは、様々な分野の研究が行われている。いろいろな企業が入り、研究し、製品化し、世の中に出していく。台湾国内の企業だけでなく、アメリカや日本の企業も入っている。そこから、既に14社もの企業がIPO(株式上場)している。

そのしくみは、凄く良くできており、何かを生む(新製品の開発)ための目的がしっかりと実現できる環境である。

このような台湾の行政の施策が、台湾のITを支えていると言うことを実感する。

ビジネスマッチングも積極的であり、アライアンスできる日本の企業とのマッチングもやっているらしい。(JASIPAでも元気のある企業は、積極的にできればいいのに・・・)

こんな自転車が!

施設内に、各建物の前に、こんなものがる。

この施設内には、30棟以上の建物がある。 その移動は、大変なもので、自転車で移動ができる。 全てが、空いていれば、だれでも乗れる自由なしくみだ。

IDカードをかざすだけで、誰がいつどこからどこまで乗ったが、管理されている。30分以上は乗ってはいけないルールなどある。

写真を見ると、面白いのが、RFIDだろうか、非接触型のタグがついている。非常に進んだ施設である。

こんな広々とした研究施設、アメリカのシリコンバレーには、良くありがちな感じはするが、台湾にもあるとは、驚きだった。

日本よりもIT技術が進んで当然という感じだ。それより、エンジニアの意識が違うと思う。 甘い日本で育つエンジニアはもっと頑張らなくてはと思う。

162件のコメント

  1. strelkaproject.com
    Liu Jian은 약간 웃으며 “당신과 노인이 내각에 오는 것이 무슨 문제입니까? “라고 말했습니다.Liu Jian은 미소를 지으며 말했습니다. “폐하가 말한 것은 장관이 폐하보다 훨씬 열등하다는 것입니다.”

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