新年度開幕
2011年4月1日、新年度の始まりである。
例年なら、もっと明るいイメージや暖かいイメージがある。しかし、今回限りは、そうはいかない。
やはり、震災の影響は大きい。
「いつまでも暗くては、いけない!」、「我々が明るくしていかないと!」と思いつつも、目の前には節電があったり、不況があったりと心の底から元気が出づらい気がする。
でも不況から立ち直ろうとしていたところに、震災という日本としては大きな試練が与えられた。
この際、「不況」からではなく、「震災」から立ち直るという気持ちでリセットしたほうが、気合が入るような気がする。
ある意味、ゼロからのスタートぐらいの気持ちが必要であり、ゼロからの復興に向けた方が、夢もわいてくる。
元の形に戻すのではなく、新しい形を作っていくという考えが必要だ。
17回目の新年度
弊社の新年度は、起業以来17回目を迎えた。
数年前までの新年度、特に新人歓迎会は非常に盛り上がっていた気がする。
それもそのはず、そのころの全社員の平均年齢は、20代だった。私も若かったし、いつまでもお酒が飲めた。 もう今はなかなかそうはいかない、新入社員の年齢も、親子ぐらいの年齢差である。
世代とともに、考え方も違う。 学んできたことも違う。
今の新卒者の時代は、「ゆとり教育」に時代だ。なんで政府は、こんなことをしてしまったのか、「ゆとり教育」なんて、アジアで日本が落ちこぼれていくための制度だ。その分、その時代の人達が苦しんでしまう。
それなら、逆にもっと厳しく能力の高い教育レベルにしたほうが、余程日本のためになると思う。 そうなれば、今の原子力の問題も解決策が沢山出るような気がする。なぜ、日本は、ウサギとカメのウサギになってしまったんだろうか。
IT業界もやはり、欧米や他のアジアに負けないくらいの能力を日本人が持てるようにすべきだと思う。
復興もそうだし、IT業界の推進もそうだし、とにかく、勉強あるのみ、私も歳のせいにはしたくないし、いつまでも若くバリバリ仕事も勉強もしたいと思う。