IT企業経営者の集まり!

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経営者の集まりに参加

21日(金)~22日(土)とIT企業の経営者の集まりが、静岡県であった。まぁ、経営者合宿研修と言った感じかなぁ。

泊りの集いだといろんな会話が弾む。

何人かの経営者と話したが、やっぱり気になるのは経営戦略だ。

1年前とは皆変わった

1年前は、不景気対策など今後の経営戦略について、試行錯誤している経営者が多く感じたが、今はもう戦略を断言できる経営者が増えてきた。

「今は、・・・こうしてる・・・」と言った感じで、実際に進めていることを語る人も多い。不安がってる人はなく、方向性が明確になっているようだ。

IT企業だけではないけど、どの業種も不況が2年も続けば、経営戦略の方向性が見えてくるものだ。

ここ最近の感覚だと、弊社のパッケージ案件もかなり増えてきている。これは、各企業が各々の方向性が見えてきたことにあると思う。

だから、低迷していたIT投資をここへ来て進めるようになったんだと思う。

景気回復?運用できるか?

IT投資が始まれば、我々の業界の景気が回復していく。

景気が回復した時に、各IT企業は、新しいビジネスモデルで運用できるだろうか?

下請けを止めて、直請けをするようにした企業、パッケージビジネスを始めた企業など様々だ。

でも、中にはまだ勘違いがあるような気もする。まだまだ経験が必要なのかもしれない。

例えば下請けを止めて、直請けをしたときに、その受注金額はどうだろう?

下請けのほうが安くて、直請けしたほうが高くとれると思う経営者が一般的かな?

私は、その逆で下請けをしていたほうが高くとれると思う。

なぜなら、下請けの場合、比較的ブランド力のある企業が前に立ち高額な受注ができる。それを下請けをしていた企業が、いきなり直請けをして、同じような金額で受注できるだろうか?

私は無理だと思う。 その企業のブランド力がなかったり、保守も初めてだったりする。

それに直請けする際に、下請けのときと同じような工数見積もりをしたら受注はできないと思う。IT企業間の工数見積もりなんて顧客には、通じない。

なんかこんな勘違いのことが、今後悩まされるような気がする。

パッケージソフトビジネス

私も弊社が常駐ビジネスや下請けで受託開発してた時から、パッケージ開発&販売へ切り替えるときに結構苦労した。

特に、パッケージのカスタマイズはどう見積もるのか?

カスタマイズは、下請け受託開発の工数見積もりをすると、カスタマイズなのに、パッケージソフトの金額より大幅に高額になったりする。これでは顧客は納得しない。その場合は、オプション機能として開発工数ではなく、機能に金額を付けるしかない。でも実際には工数がかかってしまう。さてそれをどうするか? そこが各経営者の腕の見せ所だと思う。

ブランド力もどうつけるか? これも悩むところだ。弊社の『CallNavi』は、もう発売してから7~8年が過ぎた。導入実績も多いし、今更バグが出るものではない。

全国でいろんなところで導入されてることや販売年数などは、これもブランド力になっていると思う。

まだまだ、弊社も勉強していかなくてはならないが、パッケージソフトビジネスは、奥が深い!

今年も、IT企業の経営者は悩み、勉強することが多い。頑張ろう!

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