11月23日 第一感情 第二感情

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先週、H顧問との打ち合わせで、またしても自分の無知を思い知ることがありました

H顧問から「第二感情」と言う言葉が出て、思わず「それなんですか?」と聞き、内容を説明していただき、”こんな重要なことを知らずに仕事をしてきたのか”とものすごく反省しました

以下はネットからの転載です詳しくはH顧問が書いてくれる(と良いなあ)と思います

—転載1———————————–

怒りの感情は第二感情

私たちは生活の中で腹が立ったり、イライラしたり、頭がカッカしたりして「怒り」の感情を表すことがあると思います。「怒り」の感情はストレスに結びつくことが多いですが、実は「怒り」の感情は単独では発生しないことをご存知ですか?「怒りの感情は第二感情」といわれ、「怒り」という感情の前に必ず「第一感情」が発生しているのです。

たとえば、デパートで迷子になった自分の子供を見つけたお母さんが、その子供に向かって「何をやってたの、お前は!」と怒っているのをよく見かけますが、このお母さんは最初から怒っていたのでしょうか?迷子になっていた自分の子供を見つけた瞬間、「子供が無事でよかった」という「安心」の感情がまず発生していたのではないでしょうか。そのあと、このお母さんはジワジワと「怒り」の感情がわいてきたのです。

この「安心」の感情が第一感情です。人間はいきなり怒ることはありません。「怒り」という第二感情の前に必ず第一感情が存在しているのです。ですから、もしあなたが「怒り」の感情を感じたら、一度考えてみてください。第一感情は何なのか。部下に対して「怒り」を感じた時、その第一感情は部下に対する期待や信頼を裏切られたことへの「悔しさ」や「悲しみ」であり、子供に対して「怒り」を感じたら、第一感情は子供に対する「愛情」や「やさしさ」の裏返しの感情なのです。そう考えれば「怒り」の感情を抑えることができ、ストレスのたまらない生活をおくることができます。

—転載2———————————–

(1)「怒りは第二感情である。」という認識をまず持つ。  >心理学では、「怒りは第二感情である」と言います。>つまり、怒りの感情を抱く前に、別の感情(第一感情)が最初に>起きているのです。 それを感じまいとして、無意識に「怒り」の>感情で覆い隠してしまっているのです。>自分でも「いきなり怒りが湧いてきた。それ以外の感情はない。」と>思ってしまうのですが、実はその前に起きた感情があるのです。

(2)第一感情は何なのか、認識できるように意識する。

>この第一感情は、なかなか自分で自覚できない人が多いのですが、>自己認識のトレーニングをすることで、気づけるようになります。>また、この「自己認識」は、EQの重要な要素の一つです。

>例えば、ウェイトレスさんに不機嫌に注文を受けられて、「悲しい」と>いう感情を持つ人もいるでしょう。 「みじめ」と感じる人もいれば、>「自尊心が傷つく」 「愛想よく、気持ちよく受けてほしかった。」>という人もいると思います。

(3)第二感情(怒りの感情)のまま伝えないように意識する。

>第二感情(怒りの感情)のまま伝えるやり方は、相手の反発心を>あおってしまいます。これを職場で、いつも部下に対してやっていると、>部下との信頼関係に悪影響をもたらすのは、誰もが想像できるところでしょう。

子供や夫などの家族に対しても、そうですよね・・・。

(4)第二感情の代わりに、第一感情を「Iメッセージ」で伝える。

>第一感情を伝えるときは、「私、・・・で、悲しいです」と、「私(I)のこと」を>伝えます。 このようなメッセージをIメッセージと言います。

>一方、第二感情の怒りを伝えるときは、「おまえは、・・・」「君、・・」>「あなたは、・・・」と、「相手(あなた、You)のこと」を話すことが多いです。>例えば、「あなたは、どうして返事しないの?」。>このようなメッセージをYouメッセージと言います。

●IメッセージとYouメッセージ、 第一感情を伝えることと、第二感情を伝えることの違いは?

・Iメッセージや第一感情を伝えられた場合、相手は、反発心や いやな思いをすることがあまりありません。 そのメッセージを、比較的 素直に受け取りやすいし、 気まずくもなりにくいのです。

 そして、Youメッセージで怒ったり叱ったりするよりも、よっぽど相手に効きます。 Iメッセージは、Youメッセージよりも、相手の心に届きやすいのです。

●Iメッセージを使うということ。

>Iメッセージで自分の本心を伝えることを自己開示と言います。>それには、勇気が必要です。>自分の本音・本心を伝える勇気です。>自分が心を開く勇気を持って、はじめて、相手も心を開き始めるのです。

ためになったでしょ?

**** 社員Aさん ****

ためになりました。

私はいつも有りのままで伝えていますがそれが逆に相手の感覚(私のキャラや立場)に反することが多いです。

伝え方の勉強をしないといけないですね?

Iメッセージ心がけます。

凄く良いネタなので自分のブログにパクらせて頂きます。

**** H顧問 ****

「第一感情」「第二感情」は心理学で良く使われる言葉なので一般的ではないかもしれません。内容はとても日常生活に役に立ちますが、意外と知られていない、と自分でも感じています。

IメッセージやYouメッセージもそうですね。

反省などと仰らずに、これからどんどん使ってください。

コミュニケーション研修を受けられた社員の方は、「話し方・聞き方」でIメッセージやYouメッセージについて蓮見から話しを聞いたことがある人がいらっしゃいますね。時間の都合などで触れることが出来なかった研修の回もありましたが、コミュニケーションにおいては知っておくと「お得」な内容と思います。

さて、話しを戻して「第一感情」「第二感情」ですが、和知社長が転載された前半はもしかしたら衛藤信之先生のお話ではないでしょうか?

衛藤信之先生は私の恩師です。私はこの先生からカウンセリングの資格をいただきました。だから、という訳ではありませんが、和知社長にお話した「第二感情」の例示が全く同じでしたね・・・・ (^^ゞ

私も第一感情を意識的に気づいて、相手への表現に出すのがまだ上手ではありません。しかし、その効果は確実にあると実感しています。

第二、第三代アメリカ大統領のトーマス・ジェファーソンの名言に

  「怒りを覚えたら、十数えよ。ひどく怒りを感じたら、百数えよ。   それでも駄目なときは、千数えよ。」

とあります。

彼は心理学的な観点でもなく、ましてや「第一感情」などという概念も持たなかったと思いますが、見事にその本質を表現していると思います。

この数を数える 間 こそ 「第一感情」に気づくチャンスをくれると思います。「第一感情」の概念を持たない人も、この言葉を知っていればきっと最悪の状態を免れることができる時がきっとあると思います。

あまり、和知社長のリクエストどおりに より詳しい話 が出来ませんでしたが、和知社長が感じられた印象と同様、私もこの話は大事だと思います。

**** 和知 ****

コメントありがとうございました

この人間のロジックを知っているだけで、相当役に立つと思いました

また、これをロジックとして知らないと、「怒りをガンマンし、冷静に」だけであって、やはり本当の解決に近づかないように感じました

26日の社内研修でもぜひ、教えてやって下さい

参加希望者は連絡をお願いします