前回紹介した警察小説の中で、ふっと、これは私達の会社にも活かせるのでは?
いやいや、ぜひ活かさなければ!ということがありました
何かと言うと、警察の「捜査本部」の設置方式と日々の運営の素晴らしさです(指揮命令系統の統一と厳守、情報共有の徹底、責任の所在の明確化等々)
この「捜査本部」の中に、私達の仕事で案件毎に結成されるプロジェクトチームの作り方と運営に役立つことが満載されているように思いました
県警本部と所轄の警察署、通常は別々の部門、部署に所属している人たちを、特定の目的のために選抜したプロジェクトチームが「捜査本部」です(だと思います)
詳しくは、これからよく調べて、分析して、自社の運営に活かして行きたいと思いますが、さわりだけ紹介します
通常業務では、係長を中としたチーム(班)で指揮命令の伝達、情報共有が行われ、係長から課長、部長へと報告がエスカレーションされて行きます(ようです)
また、日々の活動は概ねベテラン刑事と若い刑事2人の最小単位のチームで行われているようです(ベテランからの指示、若手からのホウレンソウ)
そして、一旦「捜査本部」が設置されるとこの通常チームがばらばらになり、指揮命令系統も新たにまったく別の目的を持った組織が作られます
また「捜査本部」は、文字通り特定の警察署の会議室に設置され、本部に所属する警察官は本部が解散するまで、この会議室に通勤し、勤務をすることになります
この本部では、毎朝(たぶん)捜査会議が全員出席(たぶん)で開催され、前日の報告が参加者からなされ、それを受けて責任者からその日の行動指針が示されるという、至極当然ではありますが、私達が忘れがちなことが実施されています
「日々変わって行く情報を参加者全員で共有」
「管理者からの行動指針を日々周知」
非常に大切なことですね
その他にも、本当に素晴らしいノウハウが満載されていますので、また時間がある時に紹介をします
まずは、このノウハウを社内に適用をして行かないと・・・・