小説から感銘を受けた言葉 その1

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最近いわゆる警察小説ばかり読んでいたんで、すこし目先を変えて、子供が主人公の冒険小説を読んでいます

宮部みゆきのブレイブストーリーからはじまる?少年少女の自立の物語にRPGゲームの要素を加えた小説です(これも映画化されるかも)

上と外 恩田陸

この冒頭で、中学生の主人公に祖父が語る言葉に感銘を受けてしまいました

私が中学生並なのか、誰もが感銘を受ける言葉なのかが判りませんので、ここに引用せさせていただきます

自分が中学生並でないと信じたいので、私も感銘を受けたという人は是非教えて下さい

後悔っていうのはこの世で一番くだらないもんの一つだ。何も生み出さないし一銭にもなりゃしない。胸糞悪くなるだけだ。成功も失敗も一つの過程、一つの結果に過ぎないんだよ。そこでおしまいじゃない。長い長い流れの途中なんだ。成功と失敗に人は一喜一憂するが、どちらにも必ず原因がある。後悔したり愚痴を言ったり自慢する暇があったら、じっくり冷静に原因を考えるんだな。その方がよほど時間を有効に使える。人生は、何もしないでいるには長いが、何かをやりとげるには短い。

ん~ こうありたい!