漫画家自伝「●●マン」シリーズ、永井豪「激マン!」、玉井雪雄「じこまん」、一色登希彦/佐藤秀峰「ボクマン」

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漫画・アニメネタ

昨日発表した「2011年面白かった漫画リスト」でも軽く触れた漫画家自伝「●●マン」シリーズ。

↓元ネタとしては、2009年から連載が始まり、現在も週刊少年ジャンプで連載中の「バクマン。」(大場つぐみ/小畑健著)がある。漫画家を目指す2人の成長を、作者自身の経験を元にリアルに物語化している。NHKでアニメ化されるなど、ヒットしており、住吉も愛読中。

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↓そして、2010年から「漫画ゴラク」で連載が始まったのが、永井豪の「激マン!」。名作「デビルマン」がどう生まれてどう作られたかを、当時の永井豪が主人公となって語る漫画。現在も連載中で、読み応えありの秀作だ。

激マン! 1巻 (ニチブンコミックス)
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まだ単行本未発売だが、同じく「漫画ゴラク」で最近始まった玉井雪雄の「じこまん~自己満~」にも注目したい。玉井雪雄は、スピリッツで「オメガトライブ」「かもめ☆チャンス」を発表している作家。「じこまん」は上記2作品と違い、「私がいかに自転車にハマったか」を語るという自転車ネタの漫画となっている。住吉は共感できて面白いが、自転車に興味の無い人には強くおすすめできないかも(笑)。

満を持して登場したのが、一色登希彦(ダービージョッキー/日本沈没)と佐藤秀峰(海猿/ブラックジャックによろしく)の合作による「ボクマン」。2人の自伝となるノンフィクションとフィクションを交えた構成になる予定だったが、わずか3週で連載終了。二人の作者の権利関係がうまく合意に至らなかったらしい。面白くなりそうだったので、残念。と思っていたら、佐藤秀峰氏のWebサイトから「ボクマン制作ノート」を発見。漫画制作過程が詳しく図解されており、漫画マニアは必見だ!→http://mangaonweb.com/creatorOCComicDetail.do?no=30424&cn=1

↓まあ、何だかんだ言っても、自伝漫画の金字塔は、藤子不二雄の「まんが道」に決定。住吉も何年かに一回読み直すけど、本当に面白い!

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↓「まんが道」続編の「愛…しりそめし頃に…―満賀道雄の青春」。藤子不二雄A先生、がんばって描き続けてください!

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