恩師・柴山秀雄先生の最終講義「豊洲・北京・エディンバラ・横浜の音」

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仕事ネタ

本日、恩師・柴山秀雄先生の最終講義「豊洲・北京・エディンバラ・横浜の音」を、芝浦工業大学・芝浦新キャンパスで受講。

昨日の室蘭出張は金曜日だったので、一泊したかったのだが、この講義を受けるため昨日は日帰りで帰京(笑)。

←芝浦校舎が新しくなっていた!

←講義の様子。80名ほどが受講。

以下、講義内容要約。


音、音韻上の側面。音、暗、陰。音は、「くらさ」を含む。

音は、心の内部にあって、外に発せられる。本来は隠れているもの。

木、金属、いろいろな物質の内部に音が潜んでいて、叩くことによってその「音」が外部に表現される。

明暗:日に月、日に音、の違い。目に見えるか、見えないか、という違い。

音と霊。鳴り物は邪気を祓う。音が見えないということが、音と霊的なもの、神的なものとのつながりを深くしてくれる。

音色表現。美的因子、迫力因子、金属因子に分けられる。

騒:現在の感覚は江戸時代と同じ。騒がしい、とは個人が好まない音のこと。

各都市の非整数ブラウン運動を、1.1~1.9に分類。

豊洲、北京、エディンバラを測定。豊洲1.32、北京1.82、エディンバラ1.51。数字が大きいほど、高周波帯域が多いことを意味する。ざわざわしている、という意。

これを、自己相似性(フラクタル次元)で評価する。

今後の研究。歴史を見ると、写真は残っているが、音は記録として残っていない。これを研究したい。

初秋から秋の環境音の変化を調べる。目的として、地球温暖化に対して、小動物がどう変化するか。

虫の音収集。ミツカドコオロギ、エンマコオロギ、ハタケノウマオイ。鳴く間隔を見る、開始時間、継続時間、休止時間。正確なリズムがある。

虫が鳴かない環境音と、鳴いている環境音の可視化。鳴くことによって、高周波帯域は向上する。

9月下旬と、10月下旬の比較。温度との関係。

むすび。温暖化の影響で生息している小動物や虫に与える影響がどのように変化していくのかを観測することは興味深く、気温変化も同記した(芝山先生のプレゼンテーションデータより転載)。


住吉卒業後も、住吉個人を気にしてくれたり、ジョルスで作った書籍に推薦文を書いてもらったり、何かとお世話になった柴山先生。

本当にお疲れ様でした!

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