ブログ活用方法ネタ
コメントとトラックバックの活用について、JASIPA会員から質問を受けた。ここにも回答を掲載しておこう。
コメントは、そのエントリー(記事)に対して
- 通りすがりで一言
- 簡単にレスポンスしたい
- コメントに対するコメントを返す
などで利用すると思う。
これに対して、トラックバックは「自分の立場をはっきりした上でレスポンスしたい」という場合に使うわけだ。
たとえば、最近のWebメディアでちょっと気の利いたところでは、記事にトラックバックURLが用意されている。住吉がよく行く「シブヤ経済新聞」もそうなのだが、そのうちの記事
「モヤイ像」がドレッドヘアに初変身-プロモーションの一環で→http://www.shibukei.com/headline/2471/
を読んで、「へーブログのネタにしよ」と思い、この記事を書いたとしよう→http://jasipa.jp/blog-entry/294
そのとき、ブログ投稿時にトラックバックURLを併記して送信することで、トラックバックが行われる。シブヤ経済新聞Webサイト側では、「住吉というやつのブログからトラックバックがあった」ということが認識され、記事の下のほうに「この記事のトラックバック一覧はこれよ」と表示されるわけだ。
シブヤ経済新聞のページを見てもわかるように、「モヤイ像プロモーションをネタにブログを書いている人がこれだけいますよ」ということがわかり、記事の反応を知ることができる。実際、住吉記事もトラックバックしていて、一番上に表示されている。
トラックバックの利点をまとめてみよう。
- トラックバックする側:何を元に記事を書いているか明確になる
- トラックバックされる側:ネタにされたことを知ることができる
- 読者:一つの記事の派生情報を知ることができる
コメントは、通りすがりの無責任な発言があるかもしれないけど、トラックバックはブログをしている人からのレスポンスなので、ある程度信頼性があると言っていいだろう。ブロガーの中でも、「コメントは不可だけどトラックバックのみ受付OK」としている人もいるみたい。まあ、トラックバックスパムもあるから、一概にそれでいい、というわけではないけれど。
以上、JASIPA会員の方は、ブログでわからないことはどんどん聞いてくださいね!