研究所の展示会へ行ってまいりました


先日のこととなりますが、筑波で行われた某研究所の展示会へ行ってまいりました。

研究開発関連の企業に対する招待形式の展示会でしたので詳細は割愛しますが、日本の最先端技術が3会場に分かれて展示されていました。

今回はロボット・人工知能および防災・安全に関する技術の情報収集が目的でしたが、創薬・再生医療やバイオものづくりなど他業界の技術なども興味深い展示が多々有り、パネルや展示を見ていると時間があっという間に過ぎてしまいました。

展示の場で、少々気になったものがありましたので、1つピックアップしてみます。

以下の画像は、干渉縞パターンを用いたマーカーの動画となります。従来、AR(拡張現実)などで用いられたマーカですが、向きや傾きの測定精度が悪く、ARでの表示が揺れたり傾いたり画像として一定しないという問題がありました。


 

上記画像、マーカ内の黒い点が撮影方向により移動するのがわかるかと思いますが、上記画像のマーカは、見る角度に応じて変異する干渉縞パターン(黒い点)を生成し、マーカと黒い点の位置関係を計測することにより、向きや傾きの測定精度を格段に向上させることができるそうです。

この技術を使うと、ARだけでなく単眼カメラを使っての測位が高精度となるため、ロボットや車の位置決めがより一層正確になるということを意味しています。確実に未来が近づいてきてますね!。