基本があっての自己流ってスポーツの世界だけじゃない

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当社には毎日1~2社、パートナー会社様のご来社があります。
お客様は若手の営業マンもいれば、私と同年代や、私より年配の方の場合もあります。
若い方は基本的に営業マンとしての基本動作に忠実で、年配の方は自然体で応対されることが殆どです。

私も20代の頃は、ビジネスマンとしての基本動作の研修を受けたことがありましたが、年々自己流になってしまいます。
そういえば、以前は営業に行くときは、セールストークも自分なりに考えて、イメージトレーニングまでしたことがありました。
大きなチャンスと思えば尚更のこと、イメージしたものです。
何故、年をとるに従って、自己流になったり、あがらなくなったりするのでしょう。

確かに、相手の方がぎこちないほどマナーに忠実だったり、言葉遣いもよそよそしかったりするよりも、自然体で応対して頂いた方が、肩がこらなくて良いですし、話も弾みます。
しかし、基本動作を知ってるからこそ、自然体で良いのだと思います。
例えば学生から、あるいはアルバイターから、いきなり自己流では、うまくいかないことが想像できます。

昔、ある研修で「守破離(しゅはり)」という言葉を教わりました。
守は、教えや型を覚えて守ること
破は、型を押さえつつそれを破り、創意工夫をすること
離は、教えや型から離れ、型自体を作ること
人は自然とそれをやっているのかもしれません。

だとすると、ビジネスマナーの研修も、必要と思われる場合は、一通りはやっておいた方が良いということになります。
中途採用がメインのため、基本動作的なことは既に習得済みという意識がありましたが、「始めての正社員」という方も増えてきましたので、今後はマナー研修にも力を入れたいと考えています。
今日も幹部社員が教育資料を作ってくれました。
明日じっくり検討いたします。
希望者には、いつでも実施できるようにしたいと思います。