老神温泉 吟松亭 あわしま

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昨日は午後から沼田方面へ。
老神温泉では「大蛇まつり」をやっていました。

由来:日光男体山の神である大ムカデと、赤城山の神である大蛇が、奥日光の戦場ヶ原で戦い、弓矢に射られた大蛇が、この地の温泉で傷を癒し、大ムカデを追い払ったという伝説があります。
神を追い払った事から、この温泉は「追神」と呼ばれ、大蛇は後の「老神」温泉の鎮守様になったそうです。



大蛇みこしの長さは108mもあり、温泉街を練り歩きます。
「あわしま」さんに着いてお茶を頂いていると、神主さん御一行が廻って来ました。
今日は神様が一番風呂に入るとか。



 

源泉は二つあるそうです。
源泉:
 8号線 単純硫黄温泉(中性低張性高温泉)
 10号線 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
効能:美肌効果・皮膚病の他、冷え性、腰痛、五十肩、創傷、慢性関節リューマチ、慢性筋肉リューマチ、通風神経痛、神経炎等

夕飯を食べ終わった頃に、大蛇みこしがやって来たアナウンスがありました。
旅館の中まで ↓ 大蛇が・・・。

 

 

ロビーに戻って、とぐろを巻き。



威勢の良い囃子と共に、一人ずつ酒を飲み合い、そのあと去って行きました。

 


という事で、ゴールデンウィーク中の「救国の散財」第三弾は老神でした。
「救国の散財」という言葉は、奈良の友人から教わりましたが、朝日新聞のコラムに書かれていたとか。
3月23日の「天声人語」ですね。
それから一ヶ月半が経ちましたが、東日本大震災後の「自粛」という人災は、今でも続いている様です。
「風評」と共に、大きな被害を日本に与えていますね。
群馬の温泉地も、ゴールデンウィークなのに空いていました。
今回泊まった部屋も、例年なら人気があってなかなか予約が取れませんが、今回はギリギリでも予約が取れましたし、普段より安かったのに、6階の3部屋中2部屋は空いていました。
世の中、不況が去ったばかりなので、会社としては費用削減が必要ですが、個人としては、この一年間は貯金もせずに、せっせとお金を使う必要があるのでしょう。
皆んなで「救国の散財」をしないと、結局は増税という事になりそうですよね?
無駄遣いも大いに結構だと思いますが、いかがでしょう。